いつも通り使っていたのに、「急に数字が打てなくなった!」「文字の修正がしたいのに、どんどん字が消えてしまう!」「方向キーでセルの移動ができなくなった!」などエクセルが不可解な動作をはじめることはありませんか?
壊れてしまったのかも!?と戸惑う人も多いと思います。
しかし、原因はキーボードのいつもは使わないボタンを押してしまっている事が多いです。
まずは、急に数字が打てなくなる現象です。キーボードの右側にある『テンキー』で数字の入力ができなくなります。
原因は、『NumLock』というキーをたまたま間違えて押してしまっていることです。このキーは『ナンバーロック』といい、パソコンによっては『NL』と省略されていることもあります。通常は『テンキー』の左上にあります。
次に、文字を修正したいのに、どんどん消えてしまう現象です。通常の入力方法は、文字と文字の間に挿入していく『挿入モード』になっているのですが、消えてしまうのは『上書きモード』になってしまっているためです。
原因は、『lnsert』キーです。読み方は『インサート』。通常は『Delete』キーや『Back space』キーの近くにあります。
最後に、方向キーでセルの移動が出来なくなる現象です。セルの移動ではなく、画面が動いてしまいます。
原因は、『Scroll Lock』キーです。読み方は『スクロールロック』。『lnsert』キーの近くにあります。パソコンによっては『slk』や『ScrLk』と省略されていることもあります。
普段はまったく使わないキーですが、間違えて押してしまうことはよくあることです。そのせいで不可解な現象が起こり、仕事が止まってしまったり、別の方法で作業しなければならないのはストレスですよね。この3つのキーを覚えておいて損はなし!頭の片隅にでも置いておいてくださいね。