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子どものためのプログラミングイベント終了しました

12月9日(日)松山市総合コミュニティーセンターにて開催いたしました「子供のためのプログラミングイベント Hour Of Code EHIME」が無事終了いたしました。

愛媛で初めての開催となるイベントなので、どのくらいの人たちが来てもらえるのか不安な部分もありましたが、開始前からたくさんの方に並んでいただき、最終的に総勢400名以上の方にご来場いただきました。

なかなか馴染みのないHour Of Codeという言葉ですが、世界180ヵ国以上から約4億人の子供たちがすでに参加している史上最大のプログラミング学習イベントとなっており、海外や東京都ではたくさんの場所で開催しています。

元アメリカ合衆国大統領のオバマさんもこの活動に賛同し、子どもたちと一緒にアワーオブコードのイベントに参加したこともあります。

今回はサカソパソコンスクール・サカソキッズが機材の設置やプログラムの選定・運営の担当となり、Hour Of Code Japanと連携をしながら実行委員会として開催いたしました。

こちらはHour Of Code公式の修了証です。プログラミング体験終了後に受付にてお渡しいたしました。子供たちも嬉しそうに持って帰ってくれました。

イベントで使用したプログラミングはブロックプログラミングとお絵かきプログラミングです。通常はHour Of Codeのサイトで用意されているブロックプログラミングを行っていくのですが、小さい子でも楽しんでもらえるように「ビスケット」というお絵かきプログラミングもご用意しました。

ブロックプログラミングとは指示の書いてあるブロックをつなぎ合わせてコードを書いていく、小学生から中学生が対象のプログラミングです。自分が書いたコード通りにキャラクターが動くので、ゲームをしているような感覚でプログラミングを体験することができます。

また、レベルも様々で進めていくほどに難しくなり、大人でも考えてしまうような内容のものも用意されています。そして何より、書くコードは人によって異なり、正解が1つではないというのも面白い点です。参加した子供たちには、自由に考え想像し、コードを書くという体験をしていただきました。

また、Hour Of Codeのサイトから、マインクラフトやアナと雪の女王、大人気スマホゲームのアングリーバードなど様々なキャラクターのコースを選ぶことができたのも、楽しんでもらえたポイントだと思います。基本的にはお持ちいただいたスマホやタブレットを使って体験しましたが、貸し出し用タブレットも数量限定でご用意いたしました。

みんな真剣な様子!できるだけ答えは教えないようにし、失敗しても自分が書いたコードだとキャラクターはどういう動きをするのかを確認しながらプログラミングしてもらいました。

今回体験していただいたブロックプログラミングはご自宅でも行うことができます。イベント中にわからなかったコードも、お家の方と一緒に是非やってみてください。もちろんサカソキッズでもお待ちしております♪

Hour of Code - What will you create?
Use computer science to explore and learn about AI!

お絵かきプログラミング(ビスケット)の基本は絵を書いて動かすプログラミングです。絵が前に動くように命令したり、上に動くように命令するのは簡単な操作で行えるので、小さい子でも楽しく体験することができました。また、単純な動作を繰り返し指示することで、複雑な指示にかえることもできます。やり方次第では、ゲームも作ることができます。プログラミングした絵を大きなスクリーンに投影させて、他の子がどんなプログラミングをしているのか見れるようにしました。他の子の作品が見えることで、他の子の絵や動きに刺激を受けながら、みんな色々な絵を描いてプログラミングをしていました。

自分の作品がスクリーンに表示されると「わっ」と歓声が上がり、見てみてー!!と一緒に来たご家族の方に説明していました。また、絵を書くのが苦手な子も、たくさんの絵の中の一部になることで、気後れすることなく自由に描くことができていたみたいです。3歳の子でも体験することができていたので、改めて子供たちの吸収の速さには驚かされました。繰り返し同じプログラミングを飽きずにずっとやっている子や、こんなのはできる?あんなのはできる?と聞いてくる子まで様々でしたが、笑い声があふれ、どの子たちも楽しそうにプログラミングしていた顔をみて、イベントをやってよかったなと心から思いました。

会場の様子です。入口入って左側がお絵かきプログラミング右側がブロックプログラミングのコーナーになります。

時間帯によっては少しお待ちいただくほどの賑わいでした。ボランティアスタッフさんも少し忙しそう。

プログラミングのコーナー以外にも体験に来た子供たちだけではなく、弟さんや妹さんがいることを想定し、飽きずに待っていていただけるように塗り絵コーナーやプログラミングロボットのコーナーも用意していました。

プログラミングはまだまだ男の子のものという意識が強いですが、世界で活躍しているプログラマーの方々には女性もたくさんいます。お絵かきプログラミング(ビスケット)が開発された理由も、開発者の方が自身の娘に楽しんでもらいたい、という気持ちが込められています。ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんも「全ての女の子には、世界を変えるテクノロジーを発明し、また誰かを動かし変える力がある。」と発言しています。

2020年からはじまるプログラミング必修化に向けて、様々な場所でプログラミングを体験できる機会は増えてきています。サッカーや水泳を習うような感覚で、気軽にプログラミングに関わってもらえると嬉しいです。そしてこのイベントをきっかけとして、将来スティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグのようなプログラマーが愛媛から次々とうまれることを楽しみにしています。

来年の夏にもイベントを予定しております!また詳細な内容等はこちらのブログ、SNS、または各広報でお知らせ致します。